人財力100

女性が活躍している企業を紹介

我が社で活躍する女性たち 特別インタビュー

株式会社NOMOKOTSU 東京統括院長 本部教育担当 髙橋 知子
「東京進出」を成功させた女性鍼灸院長が掲げる次なる目標

女性がさらに活躍できるよう、5年後には治療院数を50に拡大

株式会社NOMOKOTSU 東京統括院長 本部教育担当 髙橋 知子

競争環境が厳しい鍼灸・整体業界にあって、「根本治療」の考えを貫き、患者から高い評価を得ている「NOMOKOTSU 野本鍼灸整骨院」。治療院数は、東京・大阪エリアで10院にのぼる。代表の野本氏とともに、その屋台骨を支えてきたのが、同院初の女性院長であり、現在は東京統括院長と本部教育担当を務める髙橋氏だ。「もっと多くの女性治療家に活躍の場を提供したい」と語る髙橋氏に、同院が患者から高く評価されている理由や、今後の目標などを聞いた。

「根本治療」にかける想いが、患者の信頼を得る

-現在の業務内容を教えてください。
 当社の治療院は、東京エリアに4院、大阪に6院あるのですが、私は東京エリアの統括院長として、4院の経営状況を見ています。そのほか、大阪を含めた全院を定期的に回り、オペレーションがいわゆる「NOMOKOTSU式」になっているかをチェックする業務も行っています。
-「NOMOKOTSU式」とは、どのようなものでしょう。
 「患者さんの症状を根本から治すことに、全身全霊で取り組んでいるか」ということです。私たちは2003年に、大阪で第1号の治療院を本院として開設以降、経営が苦しかろうが、この想いだけは持ち続けてきました。もちろん患者さんは「治りたい」一心で来院しますが、私たちへの信頼がなくなると、大切な身体を預ける気などなくなってしまいます。確かな施術力で治療にあたることは当然ですが、それと同じくらい、患者さんへの言葉遣い、表情、あいさつ、立ち居振る舞いなどは大切です。そういった部分をないがしろにすると、信頼関係はすぐに崩れます。すべては「根本治療」のためであり、私もイチ治療家だったころから、ずっと大切にしてきました。
-髙橋さんは、どういった経緯でNOMOKOTSUに入社したのですか。
 私は2003年のオープン当初から在籍していて、じつは「受付スタッフ兼治療家見習い」からのスタートなんです。それ以前はエステティシャンだったのですが、お客さんからよく「鍼灸が身体に不思議と効く」という話を聞いていたので、一度働いてみたいと。でも、未経験者の私を雇ってくれるところがなかなか見つからないなか、「受付スタッフ兼治療家見習いとしてなら」と採用してくれたのがNOMOKOTSUだったんです。代表の野本が言うには、鍼灸や整体マッサージは女性の患者さんが多く利用するので、一人でもたくさん女性スタッフがいたほうが、安心して来てもらえると。そのため、当院にはいまも女性の治療家が多く在籍しており、全体で45名のうち約4割が女性です。

コツコツと実績を積み上げ、女性初の院長に抜擢

-女性のみなさんの活躍ぶりはいかがでしょう。
 非常に活躍していますよ。完全週休2日制、社会保障制度の完備など、働きやすい職場環境が整っているうえに、産休・育休制度もあるため、安心して働けているようです。産休・育休制度を活用した女性はまだいませんが、いつも野本は、「この制度を使っていつまでも働き続けてほしい」と言っています。

 私も入社して以降、17年勤めあげています。この間、根本治療を目指す「NOMOKOTSU式」の習得にのめり込み、野本からいろんな知識や手技を教えてもらいました。そのおかげで入社5年目には鍼灸師の資格を取得。その後も精進を重ね、入社12年目、大阪での3院目オープンの際に、野本から本院の院長に女性として初めて指名されました。「男女の区別なく、いまは君が一番の腕をもっている」と。また、いまは大阪の治療院にもうひとり、女性院長が誕生しています。野本は「女性が働きやすいように」とつねに言っていますが、治療家としての観点では、男女の区別はまったくしません。
-具体的に、どのような場面でそれを感じますか。
 根本治療のためには不可欠と言える「指づくり」は、女性でも絶対にやってもらいます。「指づくり」とは、自分の体重を支えられるまで親指を鍛えること。そこまでしてようやく、身体にある深い位置のツボを的確に指圧できるようになり、根本的な治療につなげられるのです。じつは、指が太くなるのを嫌がる女性が多いため、女性には「指づくり」をさせない治療院も多いと聞きます。しかし、当院は「患者さんを治すにはなにが大切か」を一番に考えているため、「指づくり」をしないことなど考えられません。もっとも、それを嫌がる女性など、当院にはいませんが。

男女関係なく、「治療家」として高め合う

-NOMOKOTSUの魅力はどんなところでしょう。
 やはりみんなが、施術力を磨くことに一生懸命なところです。男女関係なく、それぞれ治療家としてお互いを尊敬し合い、教え合い、高め合っています。全員が「根本治療にこだわる『NOMOKOTSU式』なら、必ず患者さんを治せる」と。「NOMOKOTSU式」をたくさんの患者さんに届けたいとみんな思っていますし、だからこそ私は院長就任から3年後の2018年に「東京進出」の話が出たとき、「絶対に成功させます」と手をあげることができたのです。
-不安はありませんでしたか。
 当然ありましたが、根本治療にこだわる「NOMOKOTSU式」の治療なら、「東京でも必ず成功するはずだ」と。結果として、この2年半で4院を開設することができました。もちろん、マーケティングに注力して集客も強化しましたが、一番の成功要因は、私たちの根本治療の考え方が受け入れられたことだと思います。
-今後の目標を聞かせてください。
 当院がいま、一番の目標として掲げる「5年後までに50院」という計画を実現したいです。そうすれば、もっと多くの女性治療家が活躍し、女性院長もどんどん誕生すると思います。当院には、患者さんから「治してくれてありがとう」と感謝されるだけの治療力があり、それに見合った報酬も提供できます。まさに「物心両面の幸せ」を感じられるはずです。「本物の治療家になりたい」という前向きな女性のみなさんと一緒に、どんどん治療院を拡大したいです。
髙橋 知子(たかはし ともこ)プロフィール
1979年、高知県生まれ。2001年、松山大学卒業後、オーストラリアにて日本人観光客向けのエステティシャンとして勤務。その頃からマッサージや指圧に興味を持ち始める。2003年、野本鍼灸整骨院の本院開設スタッフとして入社。その後、2012年に同院の院長に就任。2018年から、東京エリアでの治療院開設の業務に携わる。2019年から現職。

企業データ

設立 2015年10月(創業/2003年6月)
資本金 1,500万円
売上高 約3億5,000万円(2020年9月期)
従業員数 45名(うち柔道整復師27名、鍼灸師20名、按摩マッサージ指圧師2名)
事業内容 伝統鍼灸、矯正、カイロ、整体、マッサージ、往診
URL http://nomokotsu-recruit.com/

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